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Posted by 滋賀咲くブログ at

2010年03月08日

   生と死を考える講演会

私の身体は1つだが、7日は行事が3つも重なってしまった。

一番行って見たいと思ったのが、「生と死と」という講演だった。

この講演を知らせてくれた八風さんは、80歳を過ぎておられるが、昨年、大事な友だちが天国に召された事を、ホームページにもあげられていました。

日々是好日の、次への、この頁より以前の頁へをクリックすると、苦しかった友との別れで「死について」とあげています。

今、私の友達もご主人様を昨年亡くされ、胃がんで苦しんでいます。

「生と死」オギャーと生まれた時から私たちには、死が隣り合わせだが、毎日を一生懸命生きています。

いつかは行くであろうあの世に向かって、今を一生懸命駆け足で1日1日を過ごしています。

だいぶ前にテレビでガンにかかった女性が、後1ヶ月の命ですと、先生に言われたとき、「良かった~、まだ1ヶ月もあるの~」といって、医者が止めるのを振り切って、行きたかった外国旅行をドンドン行ったら、医者もビックリ、ガンが消えて、社会復帰した方が出ていました。

その時感じたのは、1秒でも苦しい、悲しいと思うのと、楽しい楽しいと思うのでは、全世界中の人たちに1日24時間が与えられるが、心の持ち方次第で、大きく変わるという事でした。

今、今、今が一番大事な時間ではないでしょうか・・・

と、いうわけで3つ重なったが、「生と死を考える会」へ友達と聞きに近江八幡へ行ってきました。

久しぶりの近江八幡へ行くので、何度も行っている八幡掘りを歩こうと・・・



日牟禮八幡宮へ車をつけると、獅子舞が終った所で、カメラでパシャ・・・

たねやの中へ入ると、お菓子で作った見事な細工に目を奪われました。



中へ入ると幕末頃のお雛様がお出迎え・・・奥にはかまどと、和が沢山。

あちこちをブラブラ歩くとお雛様があっちでも、こっちでも飾ってあり、楽しむ事が出来ました。






久しぶりに、西川邸の管理人をしていたおじいちゃんに合いたくなって、友達と行くと、おじいちゃんは90歳で亡くなられたとか・・・

このおじいちゃんと知り合ったのは、だいぶ前に資料館の続きと勘違いをして、家の中へ入り、蔵を見てスゴ~イ・・・「どちらさんでしょう」といわれ、ビックリ。

分けを話すと、昔のまま保存されている家の中を案内してくれたり、管理をしている西川邸を見せていただり・・・

昔の方は優雅だと・・・屋根の瓦や、下のコンクリートに1つ1つ絵が描いてあったり、枯山水があったり、大きな樽が2つデデ~ンと・・・

初めて会ったのに、1m80センチぐらいの大きなおじいちゃんが、また寄ってと言われ、八幡へ来るたび、「おじいちゃん元気~」・・・

あるとき、絵画クラブで絵を描きに八幡掘りへきたとき、皆を案内して「おじいちゃんきたよ~」って言うと、顔を見るなり男泣きにウオーン・・・

ビックリしたら、西川邸を市が管理する事になり、おじいちゃんの自慢の屋根やコンクリートがメチャメチャにされたとか・・・それからおじいちゃんが元気がなくなって・・・あるとき訪ねたら、老人ホームへ入っていると・・・

月日がたっていることを忘れ、今日、友達と会いに行くと、代が変わったと・・・
おじいちゃんの亡くなった事を知らされたのでした。

大きな身体でいつもニコニコ顔のおじいちゃんで、ホッとする方でした。

心の中でおじいちゃんに会いにきたんだけど、天国で見ていてね~と心で話しかけてきました。

昼食をとって、早めにヴォーリズ記念病院で講演会の受付へ

「アラ~」26期生のスポレクの方と八風さんがおりました。



沼野 尚美先生のユーモアがあり、難しい題をドンドン展開させ、話している内容が、映画でも見るように情景が浮かび、感動を覚えました。

大勢の中に居て孤独・・・それを救ったのが小さな少女から癒しを頂いたことなど・・・

講演会へお誘いくださった八風さんに感謝をすると共に、勝手に出させて頂申し分けありません。

それぞれの故人のご冥福を祈りつつ・・・


Posted by ノンノン at 02:13 Comments( 10 ) ボチボチ日記