2008年02月01日
桂 三枝を見に行って・・・
誘われたとき、関西弁に少しなじんだ私は始めての落語で、いって見ようという気になりました。
朝の番組で「ちりとてちん」 を時々しか見られないが、落語に興味を持つって・・・?どんな心境なのだろうか・・・?
正直言って興味半分で出かけました。
実は、東北から結婚して滋賀県に来たとき、テレビからジャンジャン関西弁があふれ、見ててつまらないのに、何で主人が笑ってるのだろうか・・・?異文化を見てるような気持ちでした。
コマーシャルも「ねえ、お母ちゃんこうてや、○○の布団こうてや・・・」 「誰が買うものですか・・・」
「奥さん今日は、○○保安協会です、○○保安きょうか~い」耳をふさぎたくなり、ムカムカしていました。
テレビから流れる関西弁に親しみが中々持てず、くだらないという印象を受けていました。
福島県は東京放送なので、スマートに対して、コテコテの関西弁。
気がつくと、知らず知らず私も関西弁が入ってくるようになり、自分もビックリ。
コマーシャルも何10年も前に見たのがスラスラでてくるとは・・・
インパクト与えるのが企業の狙いだったのですね。
会場はビッシリです。
門下生というのかしら、桂 三段の講談の後に桂 三枝さん。
すごい特技だし、人を納得させる技術が素晴らしいと初めて感銘を受けました。
内容は20代の時と、50代になった時の夫婦のあり方ですが、女性役、男性役を見事こなして、初々しさからふてぶてしさを演じたときは、腹の底から笑いました。
特に50代になった女性の役は当てはまるのがあり、笑ったが気をつけないとね・・・
中には涙をポロポロ出して、何人かがハンカチを目にしている方がありました。
ご自分と重なったのでしょう・・・か
三枝は、テレビで野球を観戦しているご主人のそばへ奥さんが行き、「これを見たいの」
ご主人が気がついたら、奥さんは大きなテレビ、私は小さなテレビ・・・(大笑)
思わず心の中であるある、三枝と同じ情景が・・・「お父さんこの番組を見せて・・・」
主人はスーッと二階へ行き小さなテレビで野球を観戦。
なんだかみすかれたような・・・
しかし笑っている・・・
次は桂 三風で、草津の追上出身で賞をもらったとか・・・
ご主人に対して「朝出した粗大ゴミが夜帰る」初めて聞いた言葉で、笑ったが、奥さんがそんなことを思っているのだろうか・・・?と、したら、男性はいたたまれないですよね。
そっと男性達を見るが男性達も腹を抱えて笑っている。
「親孝行したくないのに親がいる」 子供達はそんな風に思っているのだろうか・・・?
最後の三枝の本の話がまた面白かった。
先生が生徒にどんな本をよんだ?にたいし、川端康成の「ほそゆき」、それは「ささめゆき」だよ、次は・・・?松尾芭蕉の「おくのささめみち」ポンポンと絶妙な言葉が飛び出し、その都度場内は大爆笑。
落語とは、家庭内のことを、面白可笑しく伝えるのだろうか・・・?
それを男女問わず腹を抱えて笑っている。
前に取り上げた熟年離婚もほとんどが女性からだが、一概に女性から・・・というのではなく、女性も気をつけないと・・・
若い時は好きだといっていたのが、粗大ゴミに変わったのはいつのころからだろうか・・・?
夫婦に遠慮がなくなると、相手の欠点ばかり目につき、些細な積み重ねが我慢できなくなるが・・・
若いときの気持ちを男女とも持っていて、チャーミーグリーンのような老後を過ごしたいですね。
笑いの中に考えさせられものがありました。
主人にも聞かせたかったなあ。
落語ってすごいな、テレビじゃないけど1人の人が、会場全体を笑わす風景は見事です。


